基本的には自分自身が禁煙を
成功させる為のブログですが、
その時の勢いでテキトーに書き綴っています。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 さて、突然ですがミステリー小説で個人的に一番好きな作家を紹介します。 パット・マガーです。 クリスティ、クイーン、ポー、ドイル、カー、吉村達也、斉藤栄、 彼女の作品の内、初期の作品は本当にどれもがすばらしいですが、その中で三つに 絞り込んで紹介します。 「目撃者を探せ!」と「四人の女」と「探偵を探せ!」です。 今までのミステリーとは一味違うその作りに、ミステリーファンはすぐに虜と なることでしょう。 普通は「犯人は誰だ!?」がメインテーマとなっていて、様々な趣向を凝らした 仕掛けで読者をあっと言わせますが、このパット・マガーの三作品はなんと 最初から犯人は分かっているのです! そんな推理ミステリーは今まで読んだ事が無かったので、本当に引き込まれました。 「目撃者を探せ!」では、被害者と犯人はすでに分かっているのです。 でも、その犯行を立証するには目撃者が必要なのですが、誰も口を開いてくれません。 登場人物は誰もがアヤシイ人物ばかりです。 本当にその話しの展開といい、人物描写や心理描写の巧みさといい、本当に 超一級品の作品に仕上がっています! しかしその四人の女は一癖も二癖もあり、男はパーティを開いて女を殺そうとします。 テラスの柵をグラグラにして墜落死させるのです。 さて、冒頭で頭上のベランダから墜落したのは四人の女の内誰だったのか!? この作品も人物像の描写はすばらしく、会話一つとっても良く考えられています。 その四人の女の魅力に引き込まれる事間違いなしです! そして最後は「探偵を探せ!」です。 これも犯人は遺産が欲しくて夫を殺す未亡人と分かっています。 しかし、夫は殺される事を察知していて探偵を呼びました。 雪に閉ざされたロッジの中に夫が呼んだ探偵が紛れている!本当の探偵は誰だ!? この作品は犯人の立場となって物語りは進みますが、犯人の心理状況が細かく 描写されていて本当にドキドキします。 パット・マガーは心理学を勉強していたらしく、どの作品も登場人物の心理状態を うまく表現されていて、読み進めるほど作品の中に引き込まれます。 しかも、今までのミステリーとは違う視点で物語は進むので、次の展開が読めず 一気にラストまで読んでしまいます。 そして・・・しばらくするとまた読みたくなる不思議な魅力があり、また徹夜で 読破してしまうのです! たぶん、その人物描写が飛び抜けてすばらしいので、本当にその作品の登場人物の 一人となって読んでいるのだと思います。 ミステリー小説の中では、私が自信を持っていろいろな人にお勧めしている作品です! 個人的には、あのアガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」でさえ、 この三作品には及ばないと思います。 ちなみにパット・マガーには他にも「七人のおば」とか「被害者を探せ!」という 作品もあり、やはり普通のミステリーとは違う作りになっています。 興味がある人はそちらもお勧めなのでどうぞ! ※店頭に並んでいない可能性もありますので、注文で取り寄せる事になるかも。
PR サスペンス・推理小説って本当に読んでいて引き込まれますよね。 その中でも世界的に有名なのが「アガサ・クリスティ」ですね。 彼女の作品といえばまず一発目はこれ。「アクロイド殺し」 もうあまりにも有名な作品ですね。 ■あらすじ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 村の名士、ロジャー・アクロイドが刺殺されているのが発見された。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ その超度肝を抜く結末に、発表時には賛否両論だったようです。 しかし、どの推理作家もそのトリックは「究極」と思った事であり、「やられた!」と 地団駄を踏んだ事でしょう。 いや~、ネタばれしないように書くのは難しいですねぇ。 例えるなら、映画「シックス・センス」のようなもので、その結末を知ってしまうと 面白さは激減しますので、ここに書くに書けないもどかしさがあります。 また、トリックの性質上、推理小説という本である必要があります。 アガサ・クリスティの作品は映画化されたものが多いですが、この作品は映画化 されていません(たぶん…)。 でも、個人的にはちょっと中だるみした感じです。 本当に面白いサスペンスは一気に読んでしまいますが、この作品は 結構時間を掛けて読みました。 この「中だるみ」はアガサ・クリスティの作品に多い感じがしますが、 それだけたくさん彼女の作品を読んでいるとも言えますね。 皆さんも「アクロイド殺し」を読んで、その意外な犯人に驚いてみては? しばらく開いた口が塞がらなくなりますよ?(笑) さて、次は流れ的これでしょう。 「そして誰もいなくなった」 アガサ・クリスティの超名作です。 ■あらすじ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 孤島インディアン島に見知らぬ男女十人が「オーエン」なる人物からの招待状で集まった。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ミステリー好きの方は真っ先に読むべき本であり、その結末は本当に驚かされます。 何よりも個人的にも世間的にも評価されているのは、心理描写がすばらしい事です! ある種閉鎖された空間といえる孤島で、犯人は全く分からず、一人また一人と殺されていく パニックとも言える状況の人間心理がひしひしと伝わり、恐怖感が倍増する巧みな作りです。 「十人のインディアン」の歌から、殺されるのは十人すなわち全員という事を暗示しており、 嘘の無い巧みに計算された文章は最後まで読み終えた後に、もう一度読み返すことによって 本当の意味で驚く事になるでしょう。 あと、本作の特徴的なものの一つとして「謎解きの解説者が不在」という点があります。 アガサ・クリスティの作品の多くは、「ポアロ」や「ミス・マープル」のように、 犯人のトリックや動機等を推理し、それを全員に披露して犯人をズバリ当てる人… しかし、本作はそのような人物は登場しません。 読者がポアロでありマープルです。 映画も観たい場合は、必ず小説を先に読んでから映画をご覧下さい。 これは両方の作品を楽しむ為の「忠告」と捕らえて頂ければと思います。 まぁ、全世界的に誰もが認める「最高峰のミステリー」の一つです。 存分に堪能して下さい! 三国志。 歴史本の中でも三国志関連の本は大量に読みました。 一般的に三国志といえば「演義」と言われる、読み物として脚色された娯楽小説ですが、 どうしても「正史」が知りたかったり、圧倒的に大人数が登場する様々な武将について 調べてみたりと、ついつい読んでしまうのです。 そもそも三国志は光栄のシミュレーションゲームをプレイしてから…と言うよりも、 ゲームに同梱されていた「武将マニュアル」(だっけ?)を読んでその登場人物の活躍に 胸躍らされてから、どっぷりハマってしまいました。 しか~し! この三国志の話題をこの場でするにあたって最大の問題点があります。 多分、三国志ファンの人は一度くらいはその問題に直面していると思います。 実は…名称を表記し難いのです。 三国志は中国で実際にあった三国時代(魏・呉・蜀)のお話しです。 登場する人物は100人以上います。 当然すべて「漢字」です。 それが難しい漢字が多く、簡単に変換することが出来ないのです!(少なくともIMEは) 例えば「ちょうこう」という魏の名将がいます。 強引に漢字にしたら「張合β」です。 三国志演義に登場する魏の武将では彼の勇猛ぶりは際立っています。 でも!名前を漢字で表現出来ない! 武将だけではなく地名でも変換出来ない場所があるので、三国志のネタは活字では 非常に難しいのです。 さて愚痴はこれくらいにして…。 三国志演義の主人公は劉備ですが正史では曹操です。 しかし、呉の孫権も良き人材を広く集め、先代からの忠臣の言を良く聞く名君でした。 三国志ファンは必ずこの三名の英雄の内、誰か一人の熱烈なファンであり、その配下 武将についても、その活躍と人柄に惚れ込んでいます。 その中にあって、私は何故か熱烈なファンはいません。 人に言わせると、本当の三国志ファンとは言えないらしいですが、登場する人物全てが とても魅力的であり、特に誰が良いとは決められないのが実際の所です。 ただし、個人的には劉備の評価は少しよくありません。 その人柄の良さが最大の魅力であるのは十分承知していますが、やはり一国の君主が 感情で軍を動かしたり、あまりに小さい事に拘り過ぎたりするのは、器が小さいと 言わざるを得ないと考えます。 劉備の最後は諸葛亮などの忠臣の進言を無視して関羽の仇討ちを名目に呉に攻め入り、 呉の名将である陸遜の前に大敗、75万の大軍はほぼ全滅し劉備自身は白帝城に逃げ込み なんとか九死に一生を得ました。 しかし、心痛から病を発病し白帝城でそのまま没する事になります。 大敗の原因は簡単に言うと劉備の自信過剰のせいです。 若い頃から戦場に出ていた歴戦の猛者であり、学問にも精通していたと自負するあまり、 まだ無名に等しい武将だった陸遜を軽んじ、さらに自軍を川沿いに長蛇の如く配置する 暴挙に出た為、あっさり分断され火計によって総崩れとなり、退路を絶たれて全滅という 最悪の結果になりました。 はやり、どうしても曹操(曹丕)や孫権の方が一枚上手のようにみえます。 群雄集う中国大陸の壮大なドラマ三国志。 是非、ご一読を! 読書。 実は本を読むのも好きなのです。 昔はジャンルを選ばず、推理小説・ホラー・SF・ファンタジー・ 歴史・伝記・雑学…何でも読んでいました。 かなり節操が無い感じです。 その中でも歴史物についてはかなりの量(何百冊)の本を読破しました。 しかし、現存しているのは十数冊くらいです。 基本的に私は「物に執着しない」タイプの人間で、不要だと思ったら すぐに処分します。 歴史が好きなくせに、古いものは潔く捨ててしまいます。 さて、歴史と言っても私の興味はかなり一極集中です。 日本史では、戦国時代と第2次世界大戦。 世界史では、中国三国時代や中世ヨーロッパです。 一番最初は第2次大戦から歴史の扉を開いたのですが、きっかけは大和、 いや、ヤマトです。 そうです。宇宙戦艦です。 このヤマトのモデルとなった大和に興味を持ち、丁度その頃上映された 映画「連合艦隊」で初めて太平洋戦争を知った事で、私の興味は最高潮に達し 太平洋戦争…特に大日本帝国海軍に焦点を当てていろいろな本を読み漁りました。 中でもレイテ沖海戦に関する本はかなり読みました。 日本海軍にとって、この海戦は「敗戦」へ大きく加速するきっかけとなりました。 また、私が好きな軍艦である「空母瑞鶴」と「戦艦武蔵」が沈没してしまう 悲しい戦いでもありました。 興味を持つきっかけが「大和」なのに「武蔵」が好きというのもアレですが、 本当にこの戦艦はすごかったです。 シブヤン海海戦で巨大戦艦である武蔵は非常に目立ちます。 必然的に米航空攻撃部隊は武蔵に殺到。 何と魚雷19本、爆弾20発以上、至近弾は数知れずという、歴史上かつて無い、 空前絶後の攻撃を受けましたが、それでも武蔵は沈まず、微速ながら航行するという 凄まじい戦艦でした。 艦首はほとんど沈み込み、甲板は波に洗われるほど傾斜してまでも、健気に 前に進もうとする戦艦武蔵。 一説によると、最後はキングストン弁開封による自沈とも言われています。 このような悲劇があったにもかかわらず、レイテ沖海戦の主目的であるレイテ湾 突入は行われませんでした。 空母瑞鶴を含む囮部隊は、うまく米艦隊をレイテ湾からおびき出すことに成功。 小沢中将は無線で作戦が上手くいった事を数回に渡り打電。 これで栗田中将率いる艦隊がレイテ湾に突入すれば作戦成功! …のはずだった。 ところが突然、栗田艦隊は謎の全艦反転、離脱してしまいます。 これにより、小沢部隊は無駄な囮部隊となり、米軍に完膚なきまでに叩きのめされます。 日本にとってレイテを米軍に渡すのは、のど元に刃物を突きつけられるのと同意です。 事実、このあとは硫黄島、沖縄本島と戦いの舞台は移って行くことになります。 歴史で「もしも」はタブーですが、もしも栗田部隊がレイテ湾に突入していたら…。 |
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